2025.12.26.
記憶をテーマにした“Caretaker”から、
ヨウジヤマモトの作品購入時に付属する
共布や糸、パーツ入れをメディウムにしたスカーフが登場↑
種々様々な、素材・形のものをミシンで縫い合わせ成形したのち、シルク糸で刺子を施しました。
ヨウジと同じく「黒」を追求した、
20世紀ロシア・アヴァンギャルドを代表する画家:カジミール・マレーヴィチの「黒の正方形」をオマージュした作品第二弾デス↑
サイズ:約57㎝×57㎝
手洗い済み
「黒の正方形」が沢山の色を塗り重ねて作られたと云ふ逸話を元に、ヨウジの様々な黒い布で構成。
クラストのようでユニークですが、
様々な素材・織・形の共布が、其々の表情を見せ合い、その上をシルク糸の刺子が規律やリズムとなって全体の関係性と調和を生み出しています。
前作より大きくしたので生地が厚くなり、丸めて巻くと量感を感じマスが、バンダナのように出来るサイズ感です。
マルタン・マルジェラもビックリな、共布入れを縫い合わせた保存袋が付属しマス。
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「黒の正方形」を調べると、あの絵が実話、劇場の黒い幕から着想を得たと知り母ぁ~と思いました。
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先日、念願のGY!BEの来日公演へ!
轟音の中で壁に映し出された「Hope」に、希望とわ、沢山のひとの思いによって出来ていると痛感イタしました。
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一度でも染色をやったことがある人ならば分かるで賞が、目的の色を綺麗に出すにわ何度も染めなければならない。
まして黒と云ふ自然界に存在しない色に染めるのわただ事でわない。ヨウジのウールギャバがその光を鈍く輝かせるのに10年近く掛かると云ふ逸話もまた同様のことで賞。
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マレーヴィチわ、人わ知覚のみで生き、真実を重要視しないと、絶対零度の砂漠に入った。
幕が上がれば、人わ不安で不確かな足取りで、舞台で何かを演じることだろう。
青白い顔をとっくりとみせたいらしい。
幕が下りれば何事もなかったかのように会場を後にするだけだと云ふのに。
幕わ確かにそこにある。
それわ人間の不確かさよりも確かなことである。
我々わその幕で拵えたものを体だけでなく、こころにまで着せているから。
然しその幕が重なりあう時、雑色の絵が生まれるのも確かなことだ。
それを、君らわなんと呼ぶか。
この幕間の奇妙な静けさの中で。